こんにちは♪ 今週のAIニュースは「OpenAIの権力再編」「会話できるスマートグラス」「AI投資の今」「Siri×Geminiの噂」「AIと省エネ」「癒し系AIロボ『ポケとも』」の6本立て。忙しい毎日でも“生活にどう効く?”がサクッと分かるようにまとめました。
1. CEOアルトマンが経営から一部退き、実務はInstacart元CEOが担当へ
OpenAIはアプリ/消費者向け事業を統括する「Applications部門CEO」にInstacartのFidji Simo氏を起用。プロダクト運用や収益化を担い、サム・アルトマン氏は研究・インフラなど長期戦略により注力する体制へ。ガバナンス面では非営利団体が統制を維持する方向も再確認され、公共性と事業拡大の両立を図る動きが進んでいます。
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- Axios — OpenAI names Instacart’s Fidji Simo to run business side
- The Verge — The power shift inside OpenAI
2. 常に声で会話できる「AIスマートグラス」登場
スタートアップHaloが、カメラ非搭載で音声主体のAIスマートグラス「Halo X」を発表。レンズ内表示とGemini/Perplexity連携で会話中の質問にも即応答。スタンドアロン版は2026年初頭、約300〜500ドルを予定と報じられています。
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3. AIバブルは来る?投資と“実利”の温度差
AIブームで株式市場の過熱感も語られる一方、MIT調査では「生成AI投資の回収を確認できた企業は5%」との指摘も。大型テックは業務フローにAIを着実に組み込んでおり、「広範な撤退は尚早」との見方も併記されています。
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4. Siriが進化?AppleがGoogleの「Gemini」採用を検討か
Bloomberg報道を受け、Appleが次期SiriでGoogleの生成AI「Gemini」活用を検討との見方が拡大。これを受けAlphabet/Appleの株価が上昇したと伝えられています(正式決定は未発表)。
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5. AIはどれくらい電力を使う?GoogleがGeminiの“環境スコア”を公開
GoogleはGemini Appsのテキストプロンプト処理に要する電力・水・CO₂を試算し、一般に想像されるより小さいと説明。業界全体での測定手法の標準化も呼びかけています(※学習段階の消費は別)。
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6. 新顔「ポケとも」— 手のひらサイズの対話AIロボ
シャープが“推し活”や日常の会話に寄り添う対話AIキャラクター「ポケとも」を発表。身長約12cm・約200gのロボットとアプリが連携し、会話や体験を共有して記憶。癒し系の相棒として注目を集めています。
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まとめ
今週は「組織再編で磨かれるAIサービス」「声で使える新しい体験」「投資の熱気と冷静さ」「環境負荷の見える化」「癒し系AIの身近化」がキーワード。まずは“今日の自分に効く”ところから、無理なくAIを取り入れてみましょう。