本日のAIニュース♪

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2025年8月16日

おはようございます☀
今日は「世界のAI会議」から「旅行を変えるAI」、そして「人を応援するAI」まで、幅広い最新ニュースをお届けします。生活や仕事にもじわっと効く、今日のAIトピックを一緒に見ていきましょう。

目次

世界のAI研究者が集結!「IJCAI 2025」開幕

カナダ・モントリオールで、国際AI会議「IJCAI 2025」が今日スタートしました。正式名称は International Joint Conference on Artificial Intelligence。1969年から続く歴史ある会議で、AI研究者や企業が集まり、最新の技術や応用事例を共有します。今年のテーマは「社会のためのAI」。研究の基礎から応用、倫理・政策に関する議論まで幅広く行われ、今後の製品や政策に影響を与える発表が期待されています。

旅行の探し方が変わる?GoogleのAIアップデート

Googleが発表した新しいAI機能が、旅行の計画をより手軽にしてくれます。たとえば、旅行先のスクリーンショットを使うと、Geminiの機能を活用してスクショ内の地名を検出し、Google Mapsのリストに保存できるようになりました(まずは一部端末・地域から提供)。これにより、SNSや記事で見つけた行きたい場所を埋もれさせずにまとめられます。

また、Google Flightsには「Flight Deals」というAIを活用した新ツールが導入され、自然文で「いつ頃・どんな旅がいいか」を入力すると、柔軟な条件に合うお得なフライト候補を提示してくれます(β展開で国や地域によって提供状況が異なります)。ただし重要な点として、発見・比較・候補提示や予約導線の最適化はGoogle側で進んでいますが、最終的な支払い・決済は多くの場合、航空会社やOTAのサイトで行われることが一般的です。一部で「Book on Google」が使われる例もありますが、「決済がすべてGoogle内で完結する」とは限りません。

このほか、検索結果に推定CO₂排出量を表示する仕組みも継続されており、環境面で配慮した選択がしやすくなっています。

若手にチャンス!Sogni AIのグローバルハッカソン

分散型AIプラットフォーム「Sogni AI」が、学生向けのグローバル・ハッカソン(2025年8月16日〜26日)を開始しました。Base(Coinbase発のLayer 2)や Virtuals Protocol と連携し、開発者向けに最大で25M SOGNI相当の開発助成(グラント)を用意すると発表されています。参加者はSogniのSDKなどを使って、AIエージェントやクリエイティブ系アプリの開発に挑戦できます。暗号資産やトークンが絡むイベントですので、参加・受領時には居住国の規制や税務面の確認が必要です。

Cisco CEO「AIは人を置き換えるためではなく、生産性の向上のために」

ネットワーク機器大手のCiscoのCEOは、CNBCの取材で「AIを使って人をクビにするためではない。我々はエンジニアがより生産的にイノベーションできるようにしたい」と述べています。これは「AIは人の仕事を完全に置き換えるものではなく、チームを支援するツールとして使うべき」というメッセージです。

ただし補足として、Ciscoは2024年に事業再編の一環としておよそ7%前後(数千名規模)の人員削減を実施しており、会社としては成長領域(AI・クラウド・サイバーセキュリティ等)への投資と効率化を同時に進めています。今回のCEO発言は「現時点ではAI導入を削減の口実にはしない」という趣旨と捉えるのが適切です。

まとめ:AIは「便利+社会課題の解決」を目指す流れ

  • 国際会議(IJCAI)で「社会のためのAI」を議論。
  • Googleは旅行プラン発見・候補提示をAIで強化(ただし決済の扱いは要確認)。
  • Sogniのハッカソンは学生発のサービス創出に期待。
  • Ciscoは「AIで人を置き換えない」方針を語るが、2024年の人員削減の事実もある。

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