最新AIニュースまとめ（2025/08/13） — 生活に関わる注目トピック5つをやさしく解説（修正版）

公開日: 2025/08/13 | カテゴリ: AIニュース

今週の注目AIトピックを、忙しい方向けにやさしくまとめました。以下は改訂版です。各項目の最後に出典を付けていますので、詳細はそちらをご確認ください。

1. イリノイ州：AIを使ったメンタルヘルス相談、法的に制限

2025年8月4日に成立した「Wellness and Oversight for Psychological Resources Act（WOPR法）」により、イリノイ州ではAI単独による診断・治療判断やセラピー行為を禁止しています。AIは行政的・補助的な役割での利用は認められる一方、ライセンスを持つ専門家の介在が必須です。違反時には罰金が科される可能性があります（報道により罰金額の記載が異なるため、公式発表や法案原文を確認してください）。

出典: Illinois DfPR（公式発表・PDF）、 Illinois General Assembly（HB1806 法案ステータス）、 Axios 、 The Washington Post

2. 投資家セス・クラーマン氏：AIは「有能なアシスタント」

Baupost Groupの創業者であるセス・クラーマン氏は、AIをデータ集計や年次報告書の変化分析、ロゴ識別などのバックオフィス業務に活用していると述べています。一方で、創造的な洞察や最終判断には人間の判断が不可欠で、AIに頼りすぎるリスクも指摘しています。

出典: Business Insider

3. YouTube、米国でAIによる年齢推定テストを開始

YouTubeは2025年7月末に、ユーザーの閲覧履歴や検索パターン、アカウントの使用期間といった行動データをAIで解析して年齢を推定するテストを米国内で開始しました。18歳未満と推定された場合、パーソナライズ広告の停止や成人向けコンテンツへのアクセス制限などの保護措置が自動的に適用されます。誤判定があった場合は政府発行IDやその他の本人確認手段で修正申請が可能です。

出典: YouTube公式ブログ、 TechRadar

4. イーロン・マスク氏（xAI）：Appleに対して独占禁止で法的対立へ

2025年8月12日、イーロン・マスク氏はxAIがAppleのApp StoreにおいてOpenAIのサービスを優遇し、自社のGrokアプリが不当に扱われていると主張し、独占禁止法違反を理由に法的措置を検討すると発表しました。現時点では声明ベースの主張で、具体的な証拠やApple側の公式コメントは確認されていません。

出典: Reuters 、 The Verge